並べる遊び☆ことのは2編☆
おもちゃを並べて遊ぶ子って、意外と多いんです。
お絵描きした後にクレヨンを並べてみたり、好きなミニカーを並べて観察したりと、子どもによって、遊び方は様々です。
ことのは2号館でも、ソフトブロックを並べている子がいました。
似たような形を集めて並べていて、一列に並べ終わると、満足した様子。
その後は、自分の並べたソフトブロックを、歩きながら、近くで見たり、遠くで見たりと観察していました。
違うおもちゃも並べていましたよ。
ままごとのおもちゃを並べて遊ぶ子もいました。先ほど紹介した様子と違い、今度は具材や調理器具など、種類別に次々と並べ始め、全て種類別に並べてくれました。
並べる遊びは不規則に見えても、本人の中では一定のルールで並べているので、ことのは2号館では、時折言葉かけをしながら、遊びの様子を見守っています。ご家庭でも、本人が楽しく遊んでいて、迷惑をかける行為になっていなければ、遊びの様子を見守って頂けたらと思います。
小さい時は、並べて遊ぶだけでも、指先手先を器用に動かすための訓練にもなります。単に「並べる」という遊びはいつまでも続くものでもなく、そこから派生して模様を作ってみたりなどと遊びの中身も変化していきます。
また、例えばソフトブロックを並べている時など、並べているものの色を「あか(だね)!」などと繰り返し伝えることで、並べるものによって言葉が違うことへの気づきから、言葉や色の獲得の基礎に繋がります。子どもの反応がなくても、繰り返し伝えることで、ふとした瞬間に復唱で言葉が返ってきた時は嬉しくなりますね。
並べる遊びも意外と深いものがあります。