モデリング☆ことのは2編☆
未就学児は療育の中で見守りながら、モデリング((言葉の)手本を示す)などを通して、言葉の発達を促していくことが主となります。
モデリングは大人と子どもの関わりの中だけではなく、子ども同士の関わりの中でも見られます。
訓練のお部屋を覗いてみると、同じ椅子に座り、同じ塗り絵を行っている二つ年の離れた男の子二人。
普段は療育や遊びの中でのコミュニケーションを通して、言葉の発達を促すアプローチを行っていますが、今回はお兄ちゃんに影響されたのか、一緒に訓練を楽しんでいました。
お兄ちゃんの隣で同じように真剣な表情で塗っています。これも、モデリングの一種ですね。
「おばけ(書いて)。」とリクエストがあったので、お化けのイラストを出して、お化けの絵を描きました。
そうすると、お化けの塗り絵を楽しんだり、先生が書いたお化けを見て、お化けの絵を描いたり。これも、モデリングになるのかな。
子どもと先生、または子どもどうし、保育園などと同じように、ことのはでも、異年齢交流の中で成長・発達が促されていきます。