概念って何?☆ことのは2編☆

どうも、ことのは2号館の與儀です🐣

皆さん、「概念」と言う言葉を聞いたことはありますか?🙌
概念とは、理解している物事に共通している特徴のことです。
なんじゃそりゃ!?🤔
簡単に言ってしまえば、“〇〇とはこう言うものだ“と言う認識のことです‼️

皆さんに試してみましょう!
さあ、問題です。
一分で犬の特徴についてたくさんあげてみてください。

🤔💭

🤔💭💭

🤔💭💭💭

いくつ出ましたか?

・わんわんと吠える
・大きさが様々
・沢山の種類存在している等
子どもなら上記のようなざっくりとしたことは答えられるでしょう。

さあ、大人の皆様!どれだけあげられたでしょう?
犬好きの人は、キリが無いほど出てくるでしょう。
こんなふうに「犬」と一言に言っても大人がもっている概念と子供がもっている概念では容量が違います。

ここからは、訓練の様子を覗いてみましょう。


影絵イラストを用いて、訓練を行なっていますね。
しっかり聞く姿勢を持って応答できていますね。
犬の姿勢、きまっていますね🐶✨


身体的特徴も上手に言えていますね。
言語聴覚士が、利用児の説明に「ビヨ〜ンって長いね。」と付け加えて話しています。
この言葉の付け加えは、インリアルアプローチのエキスパンションという方法を使っています。利用児が言った言葉から少し概念を増やし、語彙の獲得を目指す支援方法です。


これは、難しい質問ですね。
答えに間違いはありません。
どんな答えであっても正解なんです。
あなたならどう答えますか?🤔💭

ちなみに、答えに戸惑っていた利用児に対して、言語聴覚士はこういう声かけをしていました。
(言語聴覚士)「バッタはどう言うふうに動くのかな?そう、ジャンプして跳ねるんだよね。じゃあ、うさぎさんはどうかな?…」
(利用児)「跳ねる!」
支援者はヒントを与えて、子どもに花を持たせる✨
自己肯定感も上がる素晴らしい声かけだと思います👏

この問題は、見た目(絵カード)ではわからない“動き“の問題なので、難しいですよね。
このような、目に見えない特徴などの概念を沢山の知識に変えてほしいと思っています📕✨


楽しくお勉強出来ていたらそれが1番🤗

今回は以上になります。

※ ことのは2号館では、難聴児や発音が苦手な子、表情の読み取りが苦手な子、視覚優位な子など口元を見せたい時に、マスクをはずすことがあることを親御さんに了承を得て療育を行っています。そのため、職員がマスクを外している写真があります。

最後までご覧頂きありがとうございました。
また次回もお楽しみに🐣

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